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​ヒョウカ

性別:女

種族:人間/死者

年齢:18歳

誕生日:12月9日

血液型:A型

身長:16.4cm/164cm

体重:-/62㎏

セイカの義姉で白い髪と青色の目が特徴。性格は穏やかで誰に対しても優しく接する。好物は甘いもので特に餡を好む。苦手なものは幽霊。昔、母ヒソラから聞いた怖い話の影響らしい。天使と同じく魔法が使えるもののセイカや天使ほど上手く扱うことができず、せいぜい光線を撃つか切り傷を治せる程度だった。しかし最近は魔法研究により、連鎖式魔法陣を発明したことで物質を魔力に分解し、再生成する高度な魔法が使えるほどになった。

服装

無題2313_ヒョウカ立ち絵_20250314151855.png

​・外套(春季)

ヒョウカが着ている白い外套はカエルレアに衣服品を卸していた被服屋で作ってもらったオーダーメイド品であり、後に試作段階であった魔力防護処理が施される。防寒具や魔法の研究を行う際に安全のために着用する。

春季、夏季、冬季の3つ仕様があり、以下の通りである。

・春季仕様は春秋にシャツの上から羽織る。大口のポケットがあり、他の仕様と異なり左胸部にポケットが付いているのが特徴である。

・夏季仕様は袖と腋部分に通風口があり、ノースリーブシャツの上から羽織る。通気口の部分は魔力防護処理が施されていないため魔法研究の際には注意が必要。他にもポケットがついていないという特徴がある。

・冬季仕様はフード見返し部分と内側の生地がソフトパイル生地になっている。シャツの上にカーディガンを着用したうえで着ることで耐寒性を得る。ポケットにフラップが付いているのが特徴。

冬に履くブーツはサイズと色以外はセイカのものと同じものである。

ネクタイとマフラーは平面世界移行後にセイカから誕生日プレゼントとして贈られたものである。

魔法研究

ヒョウカは天使と人間のハーフの末裔であるため、魔力生成器官や魔力貯蔵炉を有する。幼少期から魔法を使う事ができ、手で触れるだけで小さな傷を治す事ができた。しかし無自覚だったため、それが魔法だと気づいていなかった。ヒョウカが魔法の存在に気づいたのはセイカに出会ってからであり、小学6年生の時に自由研究で魔法についての文献を調べる。このことで自身の"不思議な能力"が魔法であると自覚し、レーニア内戦時には魔法を使って負傷者の治療を行っていた。死後は天界で更に魔法への見識を深め、地上界へ降りた時には光線が放てるほどになっていた。本格的な魔法研究は平面世界移行後から始めており、あり余った時間を研究に費やしていた。特に魔法陣の研究を熱心に行った。これは自身の魔力制御能力が天使に比べて遥かに劣っていたためで、より高度な魔法を使うためには魔法陣が必要だと考えたためである。ヒョウカが高度な魔法を扱いたかった理由は、二度と大切な人を失いたくないという思いからである。研究の成果として連鎖式魔法陣が生み出され、物質を魔力粒子で分解、形成する生成魔法が使えるようになった。この研究成果は魔術研究会の目に留まり、入会を迫られているが断り続けている。

連鎖式魔法陣

ヒョウカが独自研究によって発明した魔法陣。魔法陣を生成する魔法陣を描き、生成した魔法陣で更に高度な魔法陣を描いていくというもの。ヒョウカ自身の低い魔力制御能力でも高度な魔法を発動させるために作られたものであり、物質の分解、再形成を行えるようになった。セイカが魔力粒子を用いて物を形成することと魔術師たちが研究してきた魔法陣と魔法から着想を得ており、天使系魔法と人間系魔法の融合とも言える。一方でやはりこの魔力制御能力の低さから発動には相応の負担を要するようで、使用するとよく頭痛が起きる。この魔法陣の発明は魔術研究会に注目され、魔術研究会が持つ魔法に関する情報と技術を提供する見返りに技術提供を迫られているものの、ヒョウカはこれを拒んでいる。連鎖式魔法陣が世に渡れば、魔法の活用範囲が増え、生活が豊かになることは承知しているものの、人を傷つける形で使われる恐れもあるためである。

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蛇行誘導式対魔力防護魔力弾

ヒョウカが研究し考案した魔法

英名:Crawling homing guidance anti magic protection magic shot

武器

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ルナ・ルミア・エタンセルはヒョウカが天界でセイカと再会した際に護身用として贈られた剣。かつて人間を地上界に解き放った際に神が人間たちに与えた剣を元に改修してもらったものであり、魔力を充填すると外装が展開し内部から魔力が放出される。放出された魔力は刃として機能する以外に光波として発射することもできる。魔法研究を進めてからは生成魔法で生成するので普段は実在しない。

​経歴

・1977年12月9日 レーニア島にて産まれる。

・1984年4月6日 小学校に入学。入学初日にクレナイと友達になる。

・1987年3月6日 母ヒソラが病死し、一人暮らしを始める。
・1988年8月17日 北大陸連合王国によるレーニア島への侵攻を受け、友人たちとともにローレル山の難民キャンプへ避難を開始する。
・9月6日 夕暮れごろ、難民キャンプ付近で血まみれの状態で倒れている白い髪の少女(後のセイカ)を見つけ、野戦病院へ運ぶ。この白い髪の少女に心を惹かれ、つきっきりで看病する。
・9月7日 少女の身辺調査が行われ、同席する。しかし戸籍も正体もわからず、ヒョウカ以外の人間には極度なまでに警戒心を持っているため、少女に「セイカ」という名前を付け、義妹として引き取る。

・9月8日~14日 この間にセイカに言葉や教養を教え、ミズホやヨゾラと遊ばせる。

・9月15日 セイカが空襲警報の中いなくなったことで探し回り、しばらくしてセイカを発見。北大陸連合王国軍の爆撃機が飛来してきていたことを教えてもらい、同時にその脅威を退けたことも伝えられる。この出来事に際してセイカがレーニア島自警団義勇兵として戦うことを決めたため、ヒョウカも参加することになる。

・1988年9月19日~1989年3月1日 レーニア独立戦争中、レーニア島自警団第201少年義勇兵小隊に所属し4班の班長を務める。物資補給を行いつつ自らの判断で部隊から脱落し孤立した者を回収しており、この間にハチ、リン、ナギサと出会う。10月14日に部隊がレーニア島自警団第201混成少年兵小隊へと再編されたときに小隊長を務めた。11月15日にセイカが敵兵の死体を解体し食糧にしようとしたことに怒る。後にも先にもセイカに大激怒したのはこの一回だけだという。この戦争中、レーニアの英雄が白髪の少女と伝わっていたことから、セイカと間違われることがしばしばあった。

・1989年4月6日~1993年3月18日 レーニア島南部地域タカダイ町にある戦災孤児たちを受け入れている施設クレードルでセイカと同居しながら学校に通う。セイカの能力や手で触れた軽い傷を治せる自身の不思議な能力について知るべく魔法についての文献を漁り、少し研究を行っていた。成績優秀で品行にも優れていたものの、セイカのために教師たちの提言を押しのけて高等学校には進学しないことを公言していた。しかし1992年12月1日にセイカがレーニア軍に拘束され従軍することを迫られ、セイカが従軍することが決まるとヒョウカは進学することとなる。

​・1993年4月8日 高校へ進学

・1994年7月20日 レーニア島警察隊に友人たちと共に連行され、保護される。

・8月3日~ レーニア内戦において警察隊が率いるクーデター軍側に衛生要員として参加。魔法を使って負傷者の治療を行い、その活躍から「レーニアの女神」と呼ばれていた。

・1995年8月19日 レーニア島に帰ってくるセイカを待っていたが、「槍」がレーニア島に着弾し、西部が消失。毒性を持つ緑色粒子を多く含む魔力粒子が大気、土壌、水を汚染した。ヒョウカはセイカとの再会を喜ぶ暇もなく島民達の救援活動を行うことになる。

・8月26日 救助活動中に体調を崩し倒れる。当初は疲労によるものと思われていたが診察の結果、右胸のあたりに癌のようなものが見つかる。

・9月15日 治療を辞退

・1995年12月11日 自室の机で眠るように死んでいるところが発見される。遺体は火葬に処され、セイカの墓の隣に埋められる。

・2120年 天界に召喚される。

・2120~2150年 ヒソラと再会する。程なくしてセイカとも再会し、ルナ・ルミア・エタンセルが贈られる。セイカをヒソラに紹介した後、ヒソラが魂に分解されるまでの間3人で同棲する。ヒソラと別れた後はセイカと共に暮らし、友人たちや後輩たちとも過ごす。また魔法の練習を行い、光線を放つことができるようになった。この時には既に連鎖式魔法陣の構想を思いついている。

・2150年10月6日 セイカたちと共にレーニア島ルーネ湖の畔に降りる。

・10日 カエルレアに拘束される。

・11日 牢獄の中で市役所で立て籠もり事件が発生したという話を聞き、ナギサからの提案で看守に事件解決の手伝いを持ち掛けるも当然のように拒否される。

・12日 カエルレアの団長アリサがやってきて協力の旨を聞き入れた。ヒョウカは負傷者の傷を魔法で癒し、カエルレアの団員として招き入れられる。

・22日 セイカが連れ帰ってきたノア・ヴァンガードの傷を治療し、ノア・ヴァンガードとリア・ヴァンガードの関係を聞き、ノア・ヴァンガードもリベレーターの調査に参加させるべきだとアリサに進言した。

・2151年4月1日 リベレーター調査のために駆逐艦「ナギ」に第201小隊第4分隊2班の班長として乗船してオルレアに向かう。

・2153年6月19日 リベレーターの活動を調査している途中、リアが率いる部隊に捕まってリベレーターの本拠地に連行されてしまう。しかしリアが厳重に命令を下していたため危害を加えられることはなく、リアから計画の全容を聞かされる。

・20日 セイカが救助に来たことで逃げる事ができた。拠点は自爆で破壊されてしまったが、リアから計画の全容を聞いていたことで、ゼロポイントが目的地であることが判明する。

​・7月1日 ゼロポイントのタワーを占領したリベレーターと戦闘に入る。タワー内部に侵入したものの抵抗が激しく、セイカをリアがいるタワー最上階に送り届けるために下層で防衛線を敷いた。

​・7月2日 タワーが倒壊。ハチに庇われて無事だったものの、セイカの所在がわからなくなり冷静さを失った。リベレーターの残党が残っている最中、狼狽してセイカを探し出そうとしていたところをナギサに頬を打たれ冷静さを取り戻す。冷静にあたりを見まわたし三日月の髪飾りを見つけて、直後に瓦礫に潰されず挟まっていた瀕死の状態のセイカを発見し、揚陸艇に抱っこで連れ帰る。

​・レーニア島への帰還 ゼロポイントのタワーの破壊阻止任務を遂行できなかったこと、それに伴う混乱の責任を取るために退団することになるが形だけであり、以降も関係は続いていくこととなる。住居への帰路の途中、天使から襲撃を受け、セイカを庇って腹部に被弾するも自身の治癒魔法で事なきを得た。

​・ネモとの出会い セイカが姿形の似たネモを連れてきた時に、ドッペルゲンガーだと思い怖がったが、過ごしていく内にセイカと同じように接するようになり、むしろセイカが二人いることに喜んでいた。

・ネモが代理者に 行方不明になったネモをセイカと共に探し出したが、第7試作天使リオンに洗脳されたネモの代理者の力によって地に伏せられてしまい手も足も出す事ができなかった。代理者になったネモがセイカ以外からネモに関する記憶を消したことによってすっかり忘れてしまう。

​・平面世界移行後 セイカと同棲し家事を行いつつ魔法研究を行い、連鎖式魔法陣を発明する。

​関連人物

​セイカ

​義妹

​最も大切に

思っている

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​ミズホ

​昔から面倒を

見ている後輩みたいな子

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​ヨゾラ

とても慕って

くれている後輩のような子

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​ハチ

​友人

​力持ちで

頼りになる

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​リン

​友人

​色々と可愛い子

無題2397_リン立ち絵_20250919150900.png

​ナギサ

友人

​相談事ができる数少ない相手

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リア

大切な妹を持つ同じ者

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ノア

可愛い妹分の

ような人

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