top of page

​セイカ

性別:女

種族:代理者/死者

年齢:16歳

誕生日:9月6日

血液型:AB型

身長:151cm

体重:40㎏

​※表記されているものは平面世界移行前のものです。

ヒョウカの義妹で白い髪と朱色の目を持つ。性格は大人しくも好奇心旺盛。それでいて人見知りをする。好物は魚とたい焼き。辛いものや味の濃いものは苦手。天使と同じく魔力生成器官を有し、魔法を使うことができる。長い髪には魔力粒子を制御する整流能力がある。平面世界移行前はこの魔法を使い戦火をあげたため、レーニアの悪魔や白い髪の悪魔として知られている。

​目

​セイカの目の色は血流に含まれている魔力粒子が由来であり、わずかに光を帯びているため暗所では目が光って見える。魔力大量消費時に青く発光するのは生成された魔力粒子の余剰分を回しているためである。逆に魔力生成量が少ない時は目の色が薄く、寝起き直後などに見る事ができる。その気になれば目の色を変えたり、魔力粒子で受容した光を増幅して網膜に転写することで視力を強化することができる。

​↑目の色の変化と髪が動く様子

セイカの髪には天使と同じような魔力粒子の整流能力が備わっており、生成される多量の魔力粒子を制御するために長髪になっている。一見ただの癖っ毛のように見える部分も機能があり、赤丸部分にある跳ね毛部分は魔力粒子に固有信号を与える機能があり、青丸部分にある跳ね毛は信号を与えられた魔力粒子を制御する機能がある。この固有信号付与魔力粒子を使って魔力粒子を誘導し、魔法を発動させる。この魔力粒子の誘導時に魔力の通った髪が魔力粒子に引っ張られるため特に跳ね毛部分が動く。長い髪はセイカの趣旨思考以上に魔力を使うための、身体機能を維持するために必要不可欠なものであるため例えヒョウカからの誘いであっても断髪を嫌がる。

そのため学生時代は苦労したようで授業中の居眠りや教員への反抗的な態度と相まって不良と呼ばれていた。

髪飾り

三日月を模した髪飾りはヒョウカから誕生日プレゼントとして初めて贈られたもので、リア・ヴァンガードとの戦闘で傷がついたものの買い替えを退け、修繕してまで使い続けるほど大切にしている。

服装

無題2111_20240711172917.png

↑夏服

無題2251_20241211170144.png

↑冬服

↑インナー

セイカは袖丈の長い黒色のパーカーをインナーの上から着ている。袖が長いのは睡眠を取るときに口元を覆って、病原菌などを吸い込まないようにするためだという。夏用と冬用があり、夏用のものは上腕と腋のあたりに通風口が開けられており、ボタンで閉じることもできる。冬用のものは通常のものと外見上の違いがほとんどないものの内側の生地がソフトパイル生地になっている。

スカートの中を飛行時に見られても大丈夫なようにホットパンツを履いている。これはナギサが勧めたものである。猛暑日にはスカートではなくハーフパンツを履く。

​魔力生成器官/魔力貯蔵炉

セイカは天使と同じように魔力生成器官と魔力貯蔵炉を有し、魔力を使う際のメカニズムも同様であるが細かい点で異なっている部分がある。特に異なっている点は魔力生成器官の大きさと魔力貯蔵炉の位置である。セイカの魔力生成器官は天使のものより大型で魔力の生成量も桁違いに多い。腹部に位置しているが、その大きさは胃や腸を圧迫するほどであり、本来なら並列に位置する魔力貯蔵炉を収めるスペースはなかった。そのため四肢の骨髄付近に内包されている。一方でこれらによる弊害で一度に多くの食事を摂ることができず、常人よりも骨髄機能が低いため魔力なしでは日常生活を送ることができない。また魔力生成器官の働きによる発熱で体温が高く、寒さに強く暑さに弱い理由となっている。

血流に魔力粒子が含まれており、生成された過剰な魔力粒子を素の状態では維持できない身体機能に使っており、魔力によって生命活動を維持しているといっても過言ではない。睡眠時に魔力生成器官の働きが著しく弱くなることから睡眠にあたってはヒョウカと添い寝することで魔力共有を行っている。熟睡できるのはヒョウカの隣だけであり、ヒョウカへ好意はこういったところからも来ているようだ。

最大稼働/過負荷状態

​魔力生成量を最大まで増大させている状態を最大稼働といい、外見の変化として目が青く発光し、跳ね毛の跳ね具合が強くなる。主に魔力で弓を形成し、矢を放つ際やアサルトアーマーを発動する際にこの状態になる。

過負荷状態はセイカが代理者としての能力を発揮する状態である。魔力生成量を最大稼働時以上に引き上げ、魔力貯蔵炉に貯えられている魔力粒子も一気に開放することで空間を魔力粒子で埋め尽くし、魔力で事象を引き起こすこと(例:雨を降らせる等)で世界に干渉するというもの。外見上に顕れる特徴として右目が赤色に左目が青、四肢にリングが形成されるというものがある。オッドアイには過負荷状態であることを第3者が確認するための識別の意味があり、四肢に形成されるリングは髪にある魔力粒子の制御能力の補助としての役割があり、魔法陣と同じように魔力粒子の制御装置として機能する。この状態で放出される魔力粒子量に身体は耐える事ができず、数分ほどしかこの状態は維持できない。魔力粒子によって血管や神経などは傷つき、魔力貯蔵炉のある四肢の皮膚は焼き切られる。魔力粒子の一部を使って痛みを和らげることはできるものの、状態終了後は失明、感覚障害、免疫障害などが起こり、数ヶ月にわたって後遺症として遺る。これには代理者による世界への干渉頻度を抑制したり、簡単に行えないようにするという意味がある。しかし反代理者派が創ったネモは、代理者派の神を排除するために生成される魔力粒子量を減らして負荷を軽減、後遺症が残らないように改善されている。

飛行能力

セイカは天使と同じように魔力粒子をを用いて飛行することができる。しかし天使のものとは原理が異なり、魔力粒子の層に乗っていると表現される。身体の表面を魔力粒子で覆い、上方向へ移動させることで浮遊する。天使と同じように魔力粒子の爆発を推力に高速飛行することもでき、魔力制御能力の高さから運動性は遥かに高い。

武器

セイカは魔力で武器を形成して戦う。魔力で形成するという点から大きさ、長さ、形を自由に変える事ができ、剣と矢とオービット、弓と太刀はそれぞれ共通の構造で形成されているため、シームレスに変形させることができる。

・剣は2本形成して使用することが多く、刃部分が魔力の高エネルギー体で形成されているため、少ない力でも容易に対象を溶断することができる。

・オービットは最大6個まで同時に展開することができるが、通常は2個までしか精密操作できない。刃の部分から光波を飛ばすこともできる。

・弓矢は弦の張力とや柄部分が推進剤となることでビームとして魔力を放つよりも弾速と有効射程が勝るという利点があるが、魔力消費量と形成難度が高い点で劣る。矢は槍としても一応使う事ができる。

・太刀は弓矢を構えているときに接近戦へ対応する際に変形させて使用する。

・大剣は赤色粒子で形成されており威力が高く、接触時に爆発させることで壁を破壊したりすることができる。魔力でできているため見た目に反して重さはほとんどない。

​アサルトアーマー

魔力障壁に用いられている魔力粒子を集約、圧縮させて一気に開放することで行う攻撃。凄まじい光や轟音、衝撃波を伴い、魔力粒子部分に触れずとも周囲を無力化できる威力を持つ。一方で使用直後は魔力障壁が消失し、無防備になる。また上述の威力は少なからずも自身に及ぶため、使用時は姿勢を低くして目を瞑る必要がある。因みにアサルトアーマーという名称は外界のとあるゲームが由来である。

来歴

・年月不明 代理者計画に基づき"箱庭"で代理者として創られる。しかし代理者の創造された"箱庭"が半代理者派の襲撃を受け、身を守るために地上界へ堕とされる。
・1988年7月10日 レーニア島ローレル山にあるルーネ湖の畔で目が覚める。湖面に映った三日月はとても綺麗だったといい、セイカが三日月を好む理由となった。
・7月?日 山を下りて市街に入ったが八百屋のリンゴを盗み食いして店主に暴行を受けた。レーニア島は地域ごとに習慣が異なり、貨幣が必要な北部地域に入ったものと思われる。この時に初めて魔法を使い、店主に怪我を負わせた。そうして人を怖れて避けるようになり、山のほうへ移動することになる。山で生活する中で魔法の扱いに慣れていったという。
・8月17日 北大陸連合王国がレーニア島への侵攻を開始する。それに伴い避難民が山の方へ移動してくる。セイカは人流と逆、つまり市街地の方へ移動した。しかしそこは戦地であり、セイカは侵攻中の北大陸連合王国軍と鉢合わせ、捕まりそうになる。八百屋の店主に暴行を受けた経験からその時の人に対する敵対心は強く、捕まえようと寄ってきた兵士を魔法で殺害し、それ以降北大陸連合王国軍への攻撃を行うようになる。
・9月6日 セイカは北大陸連合王国軍の兵士21名に死傷者を出し、戦車1両に損傷を与えた。しかしこの戦闘で魔力を大量消費してしまい逃走のために飛行しているところを意識を失って墜落してしまう。夕暮れごろ、難民キャンプ付近で血まみれの状態で倒れていたところをヒョウカに発見され、野戦病院へ運び込まれる。目を覚ますと知らない場所にいて、知らない人間(ヒョウカ)が隣で寝ていたのでパニックになったが、ヒョウカが頭を撫で、優しく抱きしめたことで落ち着く。この時、初めて感じた安心と温もりがセイカのヒョウカに対する好意へと繋がっているようだ。
・9月7日 ヒョウカとの出会いから一夜明けて身辺調査が行われる。しかし島民表に該当するような戸籍もなく正体がわからなかったため、ヒョウカが義妹として引き取ることになる。「セイカ」という名前はこの時ヒョウカに付けられたものであり、ヒョウカが母親のヒソラに妹ができたらどんな名前にするかと聞かれたときに答えたものであった。年齢は推定9歳とされ、誕生日はヒョウカと初めて出会った9月6日となった。

・9月8~14日 この間にヒョウカから言葉を教わり、ミズホとヨゾラと友達になる。

・9月15日 降伏期限の19日を前に北大陸連合王国軍の勅命で出撃した爆撃機3機を撃墜する。レーダー設備が破壊されていたためにレーニア島自警団はこの爆撃機の存在に気づいていなかったため、セイカが撃墜しなければ難民キャンプが爆撃を受けていた可能性があった。

・1988年9月19日~1989年3月1日 レーニア独立戦争中、レーニア島自警団第201少年義勇兵小隊に所属し、戦果を上げた。この間にハチ、リン、ナギサと出会い共に戦う。この戦争による活躍からレーニア島自警団からは「レーニアの英雄」と呼ばれ、北大陸連合王国では「レーニアの悪魔」と報じられていた。

・1989年4月6日~1994年3月18日 レーニア島南部地域タカダイ町にある戦災孤児たちを受け入れている施設クレードルでヒョウカと同居しながら学校に通う。小学校の時の自由研究で星の動きを調べ、それが大きく評価されたことから将来は天文学者になるのだと期待され、セイカもその気になっていた。しかし中学校入学後は不良と見做され、授業を受けなくなっていた。

・1993年12月1日 セイカがレーニア軍に拘束される。ヒョウカたちの安全を身代に従軍することを迫られる。保護者であるヒョウカの出した条件を中学3年生への進級までという条件に譲歩してセイカは従軍することになる。

・1994年5月1日 オルレア連邦共和国にレーニア軍独立混成第201旅団の所属で派遣される。この部隊にはハチ、リン、ナギサもおり、再び共闘することになる。

・1995年7月27日 1994年8月3日に勃発したレーニア内戦が1995年7月1日に終結したことに起因するレーニア軍の撤退と停滞した前線の裏で進められた西大陸協商連合軍の反転攻勢に向けた準備が差し迫った中で「オペレーション・アリス」が実行された。この作戦はセイカが単独で敵地に侵入、短時間の間に複数の拠点を破壊するものである。並行して行われる「オペレーション・アリシア」のための妨害、陽動作戦であり、セイカはこの作戦を完遂した。この時の戦果は「悪魔」でもない限り説明がつかないとされるほどであり、「レーニアの悪魔」の名は全世界に轟くことになる。

・1995年8月19日 レーニア島に帰還することになる。しかし同日「槍」と呼ばれたSLBMがレーニア島に着弾し、西部が消失。毒性を持つ緑色粒子を多く含む魔力粒子が大気、土壌、水を汚染した。セイカはヒョウカたちとの再会を喜ぶ暇もなく島民達の救助活動を行うことになる。

・1995年9月15日 死去。8月の終わりあたりから体調を崩していたが、9月6日には誕生日会を開く事ができるほどまでには回復を見せていた。しかしこのあたりから身体の一部が粒子化を始めており、その最期は身体全体が粒子化して消滅した。墓はルーネ湖の畔に建てられた。

・2000~2150年 天界に召喚され、「秤」から空想世界のことや自身の出生と最期の秘密を告げられる。ヒョウカが召喚されると同居するようになる。ヒョウカの母親であるヒソラとの出会いと別れを経験する。天界での生活の中で地上界が恋しくなる。その中で反代理者派が地上界でリア・ヴァンガードを操って空想世界の崩壊を画策している旨を代理者派から伝えられる。この話を聞き、阻止するために地上界へ降りることを決意する。ヒョウカたちを巻き込みたくないという気持ちから1人で降りるつもりだったが、協力を申し出されたこと、もし阻止できなかったときのこと、何よりももう2度と離れ離れになりたくないという気持ちから共に降りることとなる。

・2150年10月6日 ヒョウカたちと共に地上界へ降りる。場所はかつてのレーニア島ルーネ湖の畔であった。

・12日 レーニア島自警団の抱えていた問題を解決し、団員と認められる。住居も得て自警団の情報網を駆使して情報を収集することになる。

・2153年7月1日 リア・ヴァンガードを倒す事はできたが、計画を阻止することができずゼロポイントのタワーが爆破されてしまい、「フォールヒメルウェルト」が起きてしまう。セイカはヒメルウェルトの破壊と落着に伴う災害を防ぐため過負荷状態となり、被害を最小限に留める。しかしセイカは後遺症によって暫く障害を抱えることになる。

名前について

セイカは漢字だと「清花」と著される。これは現在のjkasdfl空想世界以前の人物である「清月」の「清」と「葵」=「花」から取ったもの。また容姿に関してもそれぞれ髪色と背丈を「清月」から、性別と目の色を「葵」から取られている。

​関連人物

​ヒョウカ

​義姉

セイカにとって

最も大切な存在

無題1996_20240511193037.png

​ミズホ

​親友

初めて遊びに誘ってくれた友達

無題1997.png

​ヨゾラ

​親友

​初めてできた

​友達

無題1998_20240511220914.png

​ハチ

​友人

​レーニア独立戦争時に出会った

無題2068_20240605162732.png

​リン

​友人

​レーニア侵攻時に出会っていた

無題2068_20240605162732.png

​ナギサ

友人

​レーニア独立戦争時に共闘した

無題2069_20240607202913.png

​ネモ

実質妹?

​代理者として

創られた者同士

無題2097_20240627185529.png

アニマ

実質妹?​

​「身代わり」の魂が宿っている

無題2105_20240704223642.png

​ヒソラ

義母

​天界でヒョウカの紹介で

出会った

無題2093_20240623180747.png
無題2208_20241101150035.png

リア

旧敵

世界をめちゃくちゃにした

張本人

無題2208_20241101150035.png

ノア

旧友

リアを追う内に仲が悪くなった

​ファル

​かつて同じ区域に住んでいて、カボチャを分けてもらった

無題1981_20240423165213.png
bottom of page