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​リン

性別:女

種族:獣耳族/死者

年齢:17歳

誕生日:2月14日

血液型:O型

身長:15.2cm/152cm

体重:-/44㎏

​猫のような獣耳を持つ獣人族の少女。いつもクールなように振る舞ってツンツンしているが、本来ははずがしがりやでそれを隠すためらしい。プライドも高く負けず嫌いだが自身のそういったところが嫌いらしい。ハチとの喧嘩もこうした性格によるもので別段ハチが嫌いなわけではない。目を合わせた相手に映らなくなる能力がある。この能力は生物にのみ有効でカメラなどには意味がない。水や寒暖差が苦手。

​能力

リンの一族(北大陸での呼び方的には小耳族)は相手に幻術を見させる能力がある。原理としては体内に保持している魔力を目を介して指向し、相手の視覚に様々な偽の視覚情報を流し込んで脳に錯覚を生じさせるというものである。あくまでも相手の目に偽情報を映すというものであるため、カメラやゴーグル越しには効果を上手く発揮しない。また体系的な会得方法はなく、能力の発動は本人の資質や感覚に依るところが大きく、幻術の効果や範囲、消費する魔力量もまちまちである。当然このような能力を扱えない者もいる。

リンの幻術の効果は、目を合わせた相手の目に映らなくなるという謂わばステルス能力である。レーニア独立戦争や大戦で活躍できたのはこの能力のおかげと言える。一方でリン自身は魔力制御が苦手で常にフルパワーで魔力を放出してしまうため長時間の使用ができない。

服装

無題2397_リン立ち絵_20250919150900.png

​・スリーブあり

リンの普段着はノースリーブのシャツにデタッチドスリーブを腕に通したものである。夏季はデタッチドスリーブを外す。

​寒くなってくるとフリースを上に着て長い靴下を履くようになる。

​冬の外出時はニット帽を被り、口元の隠れるスキーウェアとスノーパンツを着用する。

​一方で走りやすいようにスカートをどの季節でも履いている。尻尾を通す穴はハチと違い自分で空けている。

武器

ハヤテはリンの一族に伝わる小太刀。アサヤケやユウヤケのような魔力結晶が練りこまれているわけではなく、普通の刀身を持つ。獣耳族の間では刀が作られ、用いられた記録がないためリンの先祖が人間から盗み出したものと思われている。リンの死後は獣耳族に引き取られたがその後の消息は不明となっていたが、2150年10月10日レーニア島で発生した立てこもり事件の犯人が使用しており、レーニア島自警団が押収した。後日セイカらと共に自警団に入団したリンが取り返した。現在のものは柄や鞘がオリジナルのものではなく新たに作ったものである。

経歴

・1978年2月14日 レーニア島で産まれるが、母親は死亡してしまう。
・1985年9月1日 生活教育校に入学する。同時に能力訓練が開始される。

・10月 運動会の練習でハチと出会い、以降ライバルとして意識するようになる。

・1988年7月29日 アンド川で白い髪の少女を目撃する。

・1988年8月18日 北大陸連合王国軍によるレーニア島への侵攻を受けて、破壊工作員としての専門訓練を開始する。

・9月9日 7日の北大陸連合王国による捕虜の殺害を受けて、敵拠点に対する破壊工作の命令が下る。

・9月14日 9日に下された破壊工作命令を完遂する。

・9月15日 降伏期限を前に行われた北大陸連合王国による爆撃を受け、19日に行われる反攻作戦が実施されることになり、その作戦を支援するための妨害工作任務が下される。

・1988年9月19日~1989年3月1日 レーニア独立戦争勃発。能力を駆使して主に野戦滑走路の破壊を行った。10月19日の夜、食糧確保のために川に寄ったところでアンド川で目撃した白い髪の少女と再会する。10月22日に熱線映像装置によって見つかってしまい、追撃を受けているところをセイカに発見され救出される。またレーニア島自警団第201混成少年兵小隊に編入されたハチと再会し、ナギサと出会う。戦争中、"お姉さま"と呼ばれる獣人族の先輩によって拷問を見せられている。

・1989年9月1日 獣人族特殊部隊に入隊。

・1994年5月1日~ オルレア連邦共和国にレーニア軍独立混成第201旅団の所属で派遣される。この部隊にはセイカ、ハチ、ナギサがおり、再び共闘することになる。獣人族特殊部隊とリンの能力は潜入、妨害、破壊工作で派遣当初から活躍した。独立戦争時に拷問の仕方を見せられているので、捕虜に対して"尋問"を行い、情報を聞き出すこともした。

・1995年7月24日 「オペレーション・アリス」と「オペレーション・アリシア」の陽動作戦を実施。

・1995年8月19日 レーニア島に帰還する。しかし同日「槍」と呼ばれたSLBMがレーニア島に着弾し、西部が消失。毒性を持つ緑色粒子を多く含む魔力粒子が大気、土壌、水を汚染した。消失した地域はリンの故郷であり、父親が死亡するが特段悲しむこともなく島民の救援活動に従事することになる。

・1995年12月14日 停電によってレーニア市地下に建造中の地下街にある倉庫に閉じ込められる。この停電は換気装置を停止させ、当日従事していた331人の作業員の内286人が窒息死する大事故となる。この事故の犠牲者にはリンも含まれている。骨粉と遺灰は獣人族が集められた集団墓地に埋葬される。しかしリンに関する情報が少なく、長年セイカとの関係性がないと思われており、教会内に墓石が建てられたのは2095年のことである。

・2125年 天界に召喚される。

・2125~2150年 ハチと再会する。嫌がっていたが、しつこいので仕方なくハチと同居する。セイカとヒョウカと再会を果たしセイカ伝手にヨゾラとも再会する。ミズホがヨゾラと会いたがらないという話を聞いたときには、時間が解決するだろうと楽観視していた。

・2150年10月6日 セイカたちと共に地上界、かつてのレーニア島ルーネ湖の畔に降りる。

​・10日 キサラギ市の住民に「獣の耳と尻尾を着けた変質者がいる」と通報され、カエルレアに捕まる。

・11日 絶滅したはずの獣人族が現世に現れた理由を問い詰められたが、知らないの一点張りで押し通した。同時に現在の尋問は低レベルであると嘲笑う。

・12日 リベレーターの構成員が起こしたキサラギ市役所立て籠もり事件の解決に協力し、人質の解放と犯人を確保したことで実力が認められカエルレアの団員となる。

・22日 リベレーターの調査が命令され、ノア・ヴァンガードから情報を聞き出そうとするが、ヒョウカとナギサに止められる。訓練を行うように言われる。しかしカエルレアの実力は低く、カエルレアの"下"での訓練を拒否する。

・23日 カエルレア団員との模擬戦闘を行い、圧勝する。この結果から教練を任されるようになり、特に対尋問訓練を行った。

・2151年4月1日 5ヶ月程の訓練を終えて、リベレーター調査のために駆逐艦「ナギ」に乗船してオルレアへと向かう。

・2153年6月20日 ヒョウカがリベレーターの活動調査中に行方不明となったため捜索する。

・22日 リベレーターがゼロポイントに向かうという情報を発見したヒョウカが掴んでおり、その追跡と計画の阻止がアリサから命令されたことでナギに乗船してゼロポイントへ向かう。

・7月1日 ゼロポイントへの上陸作戦を実施。先行偵察を行い上陸部隊の上陸地点を確保、その後リベレーターの動向を偵察し、トラックを奪って陣地を突破する。タワー侵入時に守衛を排除し、時限爆弾の存在を吐かせる。タワーへの侵入後はリベレーターの追撃を防ぐためにヒョウカの指揮のもと、防衛戦を展開する。

・レーニア島に帰還 リベレーターの計画阻止という任務を失敗した責任を問われ、カエルレアを退団する。退団後の協力を請われたが、筋が通っていないと断る。しかしハチたちの仲介で結局協力することになる。住居への帰路の途中、天使からの襲撃を察知したが時すでに遅く、銃撃をハチに庇われる。

・ネモとの出会い ネモに対して、終始好意的な態度を取ることはなかったが、わからないこと知らないことを丁寧に教えてあげていた。

・ネモが代理者に ネモが第7試作天使リオンに操られていることに気づき、能力を使用してリオンを暗殺しようとしたが、代理者の能力を発揮したネモによって足を折られ失敗に終わった。正気に戻ったネモによって治してもらうが、同時にネモに関する記憶を消されてしまう。

​・平面世界移行後 セイカたちと同じ家に住み、天界にいた頃のようにハチと喧嘩しながら日々を送っている。

​関連人物

​セイカ

友人

​目線の高さが合う親しみやすい相手

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​ヒョウカ

​指揮官

​適切な指示を

いつも出してくれる

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ミズホ

​友人

​愉快な人

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​ヨゾラ

​友人

​本音で話せる

相手

無題2387_ヨゾラ立ち絵_20250901102725.png

​ハチ

​友人

​嫌いなわけではない

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​ナギサ

​友人

​いつもスーッと現れる

無題2395_ナギサ立ち絵_20250922123527.png
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