top of page

​ナギサ

性別:女

種族:獣翼族/死者

年齢:17歳

誕生日:10月14日

血液型:A型

身長:16cm/161cm

体重:-/48㎏

烏のような黒い翼を持つ獣人族の少女。どこか掴めない性格で、人によってはこちらを見下しているように見えるかもしれない。第3者的な立場をとることが多く、最たる例としてハチとリンの喧嘩を冷静に仲裁する。またヒョウカにとっては同じレベルで話ができる数少ない身近な人ということもあり頼られている。空を飛ぶことが好きではあるものの一人で飛ぶ空は寂しいとセイカを誘って飛ぶ。

​飛行能力

獣翼族は鳥のような翼を持つが、その大きさは鳥の翼に比べて身体に対する比率が非常に小さく普通では飛行が不可能である。しかし魔力粒子を用いて揚力と推力を補助することで飛行可能となる。言ってしまえば翼は魔力粒子を吸着させる触媒であり、形状や大きさ、尾羽の有無など覆しようのない生まれつきの個人差が出る部分で飛行能力が決まってしまう。ナギサは翼が大きい方であるため機動性は高いが、尾羽がないため運動性は低い。飛行時に獣人族の中で最も多くの魔力粒子を消費するが、他の獣人族のように魔力生成器官を持たないため能力の使用に最も制限が付く。他の獣人族も同じではあるが魔力粒子の供給を外部から受け続ければ、能力を発揮し続けることが可能であるため、ナギサが一人で飛ぶことを嫌い、セイカを飛行に誘うというのはこれが理由の一つであると言える。

服装

無題2395_ナギサ立ち絵_20250922123527.png

​・普段着

ナギサはシャツの上にカーディガンを着用している。これは飛行時、風を受けると肌寒いことがあるため。スカートの下にはホットパンツを履いており、下から見られても問題ないようにしているのと同時に、サスペンダーを介して下半身を釣ることによって腰痛を防ぐ役割がある。

夏になるとカーディガンとスカートを脱ぎ、半袖シャツを着用するようになる。

冬には寒空を飛行するためにコートとズボンを着用し、耳当て付きの帽子とゴーグルを着け、マフラーも巻く。手袋やブーツにはベルトが付いており、飛行中に脱落することを防ぐ。

カーディガンもシャツもコートも翼を通すために特殊な作りをしており、ヒョウカの外套のように特注品である。

武器

87年式自動小銃はカラスマコウギョウがレーニア島自警団の要望を受けて1987年に開発した自動小銃である。3バースト機能の付与や新規弾薬、それに伴う動作不良や安全性の問題から製造までに手間取ったことで、レーニア独立戦争ではほとんど使用されなかったもののその後は獣翼族のみならずレーニア軍で主力小銃として使用されたことでレーニア崩壊後の時代まで残った。復興時代においては本銃のコピー生産が行われたことで主力小銃として再びレーニア島自警団で使用された。ナギサが現在使用しているものはレーニア島自警団がコレクターから寄贈された初期型のものでオルレア派遣時に使用していたものと同型であるが、信頼性改善計画に基づく改造をヴェタスレーニア自警団の下で受けている。

経歴

・1978年10月14日 レーニア島で産まれる。
・1985年4月6日 青少年飛行訓練校に入学する。

・1988年8月17日 北大陸連合王国軍によるレーニア島への侵攻を受けて、青少年飛行隊として初動対応のために出撃する。

・8月18日~ レーニア島自警団と獣人族部隊の後退を支援する。この任務中に生まれて初めて人を殺害する。

・9月6日 正午に停戦命令が下ったため、グリム山に帰還する。

・9月15日~ 降伏期限を前に行われた北大陸連合王国による爆撃を受け、哨戒任務に就く。

・1988年9月19日~1989年3月1日 レーニア独立戦争勃発。青少年飛行隊南部方面第51小隊に所属し、地上部隊を空中から支援した。9月28日に熾烈な攻撃を受けていた第201少年義勇兵小隊を救出したことでセイカやヒョウカ、ミズホ、ヨゾラ、ハチと知り合う。10月14日にレーニア島自警団第201混成少年兵小隊に編入され、副隊長を務める。その後リンと出会う。この戦争でハヤブサ勲章を受勲する。

・1989年4月6日 青少年飛行隊に復帰。

・1991年4月6日 獣人飛行隊教育課程科に進級。

・1994年4月6日 レーニア軍第123降下猟兵隊に入隊。

・1994年5月1日~ オルレア連邦共和国にレーニア軍独立混成第201旅団の所属で派遣される。この部隊にはセイカ、ハチ、リンがおり、再び共闘することになる。派遣当初は扱いに困られたが、自力で飛行可能な空挺降下部隊という解釈で運用され活躍した。周囲の獣翼族よりも一回り大きく黒い翼はオオカラスを思わせ、敵からは「凶鳥」と呼ばれた。

・1995年7月27日 「オペレーション・アリス」のバックアップ部隊として参加したが、セイカが作戦を完遂したことで「オペレーション・アリシア」参加部隊の支援を行う。

・1995年8月19日 レーニア島に帰還する。しかし同日「槍」と呼ばれたSLBMがレーニア島に着弾し、西部が消失。毒性を持つ緑色粒子を多く含む魔力粒子が大気、土壌、水を汚染した。消失した地域はナギサにとっても故郷であり、悲しむ暇もなく島民の救援活動に従事することになる。

・1996年1月31日 猛吹雪の中、電報を届けるために飛行し行方不明になる。

・1997年1月31日 消息不明となってから1年経ったため死亡したとされる。墓はセイカたちの隣に建てられ、セイカと特に関係の深かった者たちが全員死去したことになる。

・2130~2150年 天界に召喚され、故郷の人々と再会する。独立戦争時に死別した親友のコスズとの再会には涙を流した。先に天界に召喚されていたセイカたちと再会を果たすと定期的に集まるようになる。

・2150年10月6日 セイカたちと共に地上界、かつてのレーニア島ルーネ湖の畔に降りる。

​・10日 キサラギ市の住民に「翼の生えた人間がいる」と通報され、カエルレアに捕まる。

・11日 絶滅したはずの獣人族が現世に現れた理由を問い詰められたが、沈黙を貫いていた。取り調べの途中、市役所で立て籠もり事件が発生したことを聞き、牢獄に戻るとヒョウカも同じ話を聞いたことを知り、協力すれば釈放してもらえるかもしれないという話をした。

・12日 リベレーターの構成員が起こしたキサラギ市役所立て籠もり事件の解決に協力し、上空からの情報で人質解放と犯人確保を支援したことで関心を持たれてカエルレアの団員に勧誘される。

・22日 傷を負ったもののリア・ヴァンガードを追おうとするノア・ヴァンガードにまずはゆっくり休むように促す。リベレーターの調査が命令され、訓練を行うように言われる。しかしハチとリンがカエルレアの団員を挑発し、険悪な空気になっていたため翌日に模擬戦闘を行うことを進言した。

・23日 カエルレア団員との模擬戦闘を行い、圧勝する。この結果から教練を任されるようになるがナギサには飛行隊の訓練経験しかないため困った。

・2151年4月1日 5ヶ月程の訓練を終えて、リベレーター調査のために駆逐艦「ナギ」に乗船してオルレアへと向かう。

・2153年6月20日~21日 ヒョウカがリベレーターの活動調査中に行方不明となり、動揺していたセイカをなだめて捜索に協力する。セイカの独断行動を助長したとして艦長や小隊長に咎められるが、行動の理由を説明して説得した。

・22日 リベレーターがゼロポイントに向かうという情報を発見したヒョウカが掴んでおり、その追跡と計画の阻止がアリサから命令されたことでナギに乗船してゼロポイントへ向かう。

・7月1日 ゼロポイントへの上陸作戦を実施。上空からの偵察を行い上陸部隊と先行偵察を行ったリンの支援を行う。セイカたちがタワーへ侵入した後はリベレーターの追撃を防ぐために地上への攻撃を行っている。

​・7月2日 タワーが爆破され、セイカの所在が不明となった際に普段からは考えられないほど狼狽していたヒョウカに渇を入れて冷静さを取り戻させた。

・レーニア島に帰還 リベレーターの計画阻止という任務失敗の責任を問われ、カエルレアを退団する。しかし退団後も協力関係を続けていく。住居への帰路の途中、天使からの襲撃を受けたが代理者派の天使が救援に来たため事なきを得る。

・ネモとの出会い セイカを連れてきたネモに対してドッペルゲンガーだと言ったヒョウカの反応にツボり、その後しばらくネモのことを「ドッペルゲンガーさん」と呼んでいた。しかし過ごしていく内にセイカとは性格や行動が異なることに気が付くと、そう呼ぶことはなくなった。

・ネモが代理者に ネモが行方不明になり、焦っていたセイカに呼応して捜索を手伝う。セイカと共にネモを見つけたが、第7試作天使リオンに操られており、代理者の能力を発揮したネモによって翼をちぎられてしまう。セイカの呼びかけで正気に戻ったネモによって翼を治してもらうが、ネモに関する記憶を消されてしまう。

​・平面世界移行後 セイカたちと同じ家に住み、皆と過ごす日々を楽しく送っている。

​関連人物

​セイカ

友人

​空が飛べる仲間

無題2312_セイカ立ち絵_20250312163237.png

​ヒョウカ

友人

​感謝をささげる相手

無題2313_ヒョウカ立ち絵_20250314151855.png

​ミズホ

友人

​銃を扱う同じ

仲間

無題2386_ミズホ立ち絵_20250828162444.png

​ヨゾラ

​友人

​抜刀術が凄い

無題2387_ヨゾラ立ち絵_20250901102725.png

​ハチ

​友人

​愚直なほどに

純粋

無題2398_ハチ立ち絵_20250924115727.png

​リン

友人

​ハチとは対極

​もっと素直に

なればいいのに

無題2397_リン立ち絵_20250919150900.png
bottom of page